こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美です。
きょうはインターネット・SNS・スマホについて、おすすめの書籍をご紹介します。
自分の経験や考えも少し書きますね。
まずはおすすめ本です。
『11歳からの正しく怖がるインターネット』サブタイトルは、大人もネットで失敗しなくなる本
日常=ネット(バーチャルリアリティーなんかじゃないってこと!)
日常生活でやっていいことは、ネットでもいい。
日常NGはネットも同じようにNG。(ネットだからオッケーでは全然ないってこと!)
SNSは匿名でも、その人のキャラ(人柄)がもろに出る。
スクリーンショット(スクショ)がある限り、友だち限定とか意味なし
スマホの利用時間が増えるのは当然。
(昔はテレビ、新聞、本、電話、手紙、ウォークマンなど、別々のアイテムでやっていたことが今は全部スマホでできるのだから。何時間利用しているか?ではなく、何に使っているのか?を見ないと利用実態はつかめない。)
ネット被害から子どもを守るは間違い。ネットで起きている犯罪被害から子どもを守るというのが的確な表現。(悪いネットがよい子をダメにしているんじゃないってこと)
歩きスマホ、ながらスマホというが、スマホがない時代は新聞を読みながら、歩いたり、ご飯を食べたりしていた。そういう人はスマホも同じようにながらでやる。「スマホ」が悪いのじゃなく、「ながら」行動が悪い。危なすぎる。
二宮金次郎は働きながら苦学したという功績で銅像まで立っているが、本を読みながら薪を運んでいて、馬にでもぶつかって死んでいたらその後の評価は違っていた。
ネットいじめも同様。ネットがなくてもいじめはある。
なんでも「ネット」が悪いとすると、問題の本質が見えなくなってしまう。
ネットをやみくもに怖がるのではなく、侮るのでもなく、まさに「正しく怖がる」ための知識、スキルが満載です。
グリーという会社の小木曽健(おぎそ けん)さんが書いています。
会社のサイトには動画もあります。
ぜひ一度ご覧になってみてください。
もう1冊は、元捜査一課の刑事さんが書いた『スマホで子どもが騙される』です。
こちらはネット犯罪の手口が書かれています。
2つの本はどちらも、子どもからスマホを遠ざけるのは無理、かえって危険。
これからはスマホ、インターネットは必須。
子どもに限らず大人だって便利さだけで使っている。
知識、スキルがあまりにも欠如している。
こういった観点で書かれています。
ぜひ一読を!
少し自分の経験を書きます。
私がパソコンを購入してインターネットを利用し始めたのは15年前です。
すぐにブログにはまり、今では20以上のブログがあります。
最初の5年ぐらいはブログを中心に、まさに日記がわりにネットを使っていました。コメントをいただいたりしても、だれかとつながっているという感覚はあまりありませんでした。
東日本大震災のあと、SNS(フェイスブックやツイッターインスタなど)が急速に普及し、スマホを持つようになると、ネットは一気に生活を侵食していきました。特にLINEは何も知らずに初期設定のまま使っていたので、他人との過剰なつながりによるストレスは大きかったです。
スマホ漬けの生活を1年ほど続けたのち、ガラケーに変えました。
その後、サービスの終了などでまたスマホを利用するようになりました。
自分なりに少し勉強し、チェックは1日3回だけとか決めていますが、なかなか難しいです。
スマホとパソコンの連携もすすみ、SNSのアカウントとの連携もすすんでいるので、便利な反面、何がどうなっているのかわけがわからなくなりました。
Googleでログインしたのか、Facebookだったのか…
しょっちゅう、このアカウントの利用を許可しますか?とか聞かれて、怖くて拒否していますが、それは正解でした。
小木曽さんの本に詳しく書いてあります。
そして、セキュリティー詐欺に引っ掛かりそうになったこともあります。
幸い、引っ掛かりませんでしたが、単に運がよかっただけです。
スマホがなければ行政サービスを受けるのも難しい時代です。
使わないという選択肢はありますが、かなり覚悟がいります。
これから先、動けなくなることも考えると、スマホはあったほうがいいに決まっています。
子どもだって中学生ぐらいからはやはり持たせないといけなくなります。
禁止とか、持たせないというのは簡単です。
いちばんラクです。
細かいルールも話し合いもしなくていいのです。
でもそのツケは大きいのです。
未成年だからスマホの契約は親がします。
親が主導権を取ります。
大変なことです。
押さえつけるだけでもダメだし、言いなりじゃもっとダメだし。
面倒くさいことです。
一切禁止というのは面倒くさいことから逃げることです。
子育てって、面倒くさいけど、面白いです。
これを放棄するのってもったいないです。