こどもの夏休みでお母さんが消耗してはいけません

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。

7月も今日で終わりです。北陸地方は梅雨が明けたのか、明けていないのか、なんだかはっきりしません。湿度の高さからするとまだ梅雨っぽいです…

お子さまのいるご家庭では毎日の食事の準備が大変だと思います。それ以外にも宿題を見てやったり、どこかへ連れて行ったり、規則正しい生活が送れるよう監視したりと(そんなつもりはなくても、ついそうなるものです…)お母さまがたの疲労が心身共にたまる時季です。

ある調査によると、シングルマザーの家庭では夏休みはないほうがいい、負担が大きい、食費が心配、なにも経験させてやれないなど、ネガティブな意見が非常に多いそうです。

シングル家庭でなくとも、昨今のなんでも親がプロデュースする風潮では親の負担は大きいのです。仕事を持つ人もそうでない人もです。お勤めに出ている人は時間が全然足りないと感じるでしょうし、お家にいる方はどこまでも要求されて際限ないかんじではないでしょうか…

昔と今は違うといえばそれまでですが、私が小学生の頃(昭和50年代)は、誰からも干渉も監視もされない、放置された時間を退屈に過ごしていて、不満はありましたが、追われているような焦燥感はありませんでした。膨大な時間を持て余していただけです。

母は仕事をしていましたので(あの当時の田舎では専業主婦というのは滅多にいませんでした)、学期中と同様に放任でしたが、きっと子どもにはわからない苦労をしていたのだと思います。なんといっても給食がないのですから…

小学生は小学生なりに、中学生は中学生なりに、高校生は高校生なりに大変なのです。

先日ある保険会社の人と話をしていましたら、中学生のお子さんの塾代が重いとのことでした。夏期講習だなんだと何万円もかかるそうです。効果のほどを聞くと、あまり感じられないとか(笑)

我が家も中学生の娘がいますが、3年生なので学校・先生は受験のことばかりで息苦しい、ストレスが溜まると言っています。

少しでもマシな選別ランクに行けるように、これが受験の本質なので本能的に拒否反応を示すのです。

ほぼ100%の高校進学率であれば義務教育としてよいと思うのです。飛び級もない代わりに落第もない日本の教育制度のなかで、15の春を泣かせないとか言って高校をいくつも作り、とりあえずみなが行くから高校へ行く、そして莫大な奨学金という名前のローンを子ども本人が借りて、学びもしない大学へ行き、いつまでも返済に追われる、そんな人生を送るために勉強もどきをしているのでしょうか…

話が逸れていってしまいました…

お母さまがお子さんの夏休みで消耗してしまわないためには、スマホやゲームなどに制限をかけたうえで、監視をやめ、最低限のお世話にとどめておくことをおすすめします。

お子さんをコントロールしようとすればどうしたって消耗します。お子さんが自分で自分をコントロールてきるように、お母さまは手助けするだけでいいのです。

夫も同様ですよ😊

お母さまは一家の太陽ですからどうか消耗などしないで元気でいてください!