衆院選は「推し」に一票を!

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。

今週(来週でしょうか?1週間は日曜日に始まるそうなので‥)日曜日は衆議院選挙ですね。私はすでに期日前投票を済ませてきました。

みなさんは誰に、どの党に投票するかもう決まっていますか?(小選挙区では個人名を、比例選挙区では政党名を書きます)

関心なし!とかですか(笑)

日本は投票率がとても低いのです‥

先日読売新聞で社会学専門の日大教授西田亮介さんが、選挙について話していました。

身近でおかしいと感じることがあるのに投票しなければ、それは「肯定」を意味していると。

例えば自民党の裏金問題など、もしも仕方がない、それもあり、という考えなら「肯定」ですし、おかしい!ただすべき!と思うなら否定なので意思表示しないと伝わりません。

西田さんは投票に行かないという意思表示や白票について、あまり意味がないと言います。

政治家は厚顔でなければ務まらない職業です。国民の無言の抵抗に対してプレッシャーを感じませんし、むしろ非常に鈍感です。落選という衝撃のみが政治家にとっての痛みです。

多くの人が投票に行っていない現状では、有権者全体から見ると少ない得票だけで政権が作られていて、それが常態化している。有権者が政治家を厳しく監視してこなかっことが、裏金問題などの緩みきった政治につながっているかもしれないと西田さんは指摘します。

さて、それでは候補者をどう選べばいいのか。

西田さんのおすすめは、押しに一票を!です。判断材料は人柄や雰囲気でも構わないとのこと。

日曜日(20日)の北國新聞に、衆院選候補者はこんな人というタイトルで、12の質問項目に応える形で紹介されていました。

長所や短所、好きな映画・本、宝物、尊敬する著名人、青春の思い出、日々のリラックス方法など‥こういったものは人柄や、さらにその人の本質、根本とする考えなどがわかります。政策や公約などより人間が見えるかも?です😊

西田さんはまた、次のようにも言っています。

政治家は人気商売なので、みんなにいい顔をしようとする。だから与党・野党も基本的に嘘をつく。だから、選挙のときに言っていたことを実現実行しているか、確認することがとても重要。どんな活動をしているのか様子をみないといけない。

時間がない!という方は、政党のウェブサイトだけでも見てください。

表向きの飾りだという意見もありますが、どんな飾りを出しているのか、アバターをどう創作してもそこには自分自身が投影されてしまうように、政党のウェブサイトも飾りなりにその政党の本質が見えますよ。

子育てに関してはどの政党も耳触りのいいことを言っていますが、実現してきたのは誰なのか、どの党なのかしっかり見てください。児童手当も教科書の無償化も自然の成り行きで決まったことではありません。

 

投票に行かないことに対して罰則のある国もありますし、日本でも時々話題になりますが、私は投票は権利であり、 罰則はおかしいと思っています。ただし権利は行使しなければ搾取され、はく奪されるものと思っています。

厳しい言い方になりますが、権利の上に眠る者は保護に値せずです。多くの権利は戦いの末に勝ち取ったものです。先人の流した血を無駄にすべきではないと思います。

金沢マラソンに出る人とかは期日前投票に行きましょうね!