こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。
ゴールデンウィーク後半は好天に恵まれるそうですね。行楽地やショッピングセンターはどこも人でいっぱいになりそうです。
近くのJA農協に行きましたら、野菜の苗を買う人で賑わっていました。稲にしても野菜にしても種から育てるよりも苗を購入することのほうが一般的みたいです。
私もモンシロチョウを育てるためにキャベツの苗を4月の下旬に購入してさっそくプランターに植えたのですが、年々暑くなるのが早く、キャベツはもう収穫の盛りを過ぎているのですね…安売りされている苗を買ったせいか枯れてしまい、先日植え直しました。
庭の一角のプリンセスクローバーが穴だらけになっていて、去年まではこれほどひどくなかったのに、なぜ?と思い、目を凝らしてみると…そこらじゅうに小さな小さな青虫がいました。キャベツの苗植えが遅かったせいで、クローバーに卵を産んでいったみたいです…
去年の秋に植えたキャベツが見事に青虫に食い荒らされたため、何十匹もの青虫をびんに放り込んでおいたらさなぎになって冬越しして、3月の終わりから4月の終わりにかけて次つぎと羽化し、飛び立っていったのです。
通常は気温が上がると2週間ほどで羽化するそうですが、羽化を促すのは冬の寒さであり、十分な寒さにさらされていないさなぎは1~2カ月かかってだらだらと羽化するということです。我が家のモンシロチョウは玄関の中のさらにびんの中にいたのでぬくぬく育っていて、だからしゃきーっと羽化しなかったのですね。人間もそうかも…でも、人間とちがって、モンシロチョウは時間はかかりましたが、自立して飛び立っていきましたよ。後ろを振り返りもせずにね!
少し大きくなったキャベツの葉の裏側を見たら、いました!青虫。ありました!卵が。上手に葉っぱにくっつけてあります。4匹ぐらいの青虫(まだ薄黄色です)がくねくねしながら、キャベツを食べていました。
夏は2週間ほどでさなぎから成虫に羽化するそうです。
1匹のモンシロチョウが産む卵の数は500~1000個。成虫になるのは1%。膨大な数の青虫が食べるキャベツの葉っぱは見事に穴だらけです。人間と昆虫の攻防戦ですが、必ずしも敵というわけではないですよ。虫嫌いな人はこの世から虫が消滅したらいいと願うかもしれませんが、虫が消滅したらどんな変化があるのでしょうか…いちごなどの果物がなくなり、花が絶滅…ぶるぶる!藤の花に群がるまんまるのジャンボハチ(熊蜂でしょうか?)だってなんかの役に立ってます。
虫の多くは人間に害を与えませんよ!
花と虫、セットでお楽しみくださいね!
ゴールデンウィーク後半ケガや事故にお気を付けください!