カゼは気をつければかからない?!

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。

毎日雨やみぞれが降り風も強く、北陸の冬だなぁと思うものの、やっかいなのは生暖かい日もあることです…そのため寒さに慣れることがなく、体調を崩しがちです。

お風呂上がりなどは体がぽかぽかしているからと油断しがちですが、湯冷めは大敵です。体を冷やさないようしっかり保温しましょうね。お子さまも入浴の後はパジャマを着てしまうことが多いようですが、就寝まで時間があるときは体を冷やさないようガウンなどの保温性のあるものを着用するなど、「体を冷やさない」工夫をすることが大事ですよ。

育児雑誌クーヨンで連載コラムを持つ医師の伊達伯欣(だてともよし)さんは、「カゼは気をつければかからない」と言っています。気には、心が向ける気のつけかたと、からだから生み出される気の量がありますが、ここでの気はからだのほうです。

食事についてはお母さま方は十分気をつけていらっしゃると思いますが、呼吸についてはどうでしょうか。

常に口をぽかーんと(あるいは半開きみたいなかんじ)開けているこどもが多いことはずいぶん前から指摘されていました。つまり口呼吸をしている子が多いのです。(実は大人も…)

伊達医師も口呼吸について、特に睡眠中は、鼻呼吸のような空気のフィルターがなく、悪い空気が肺に入るため、朝までに産生される気の量も減り免疫力が弱まってしまうと、注意を促しています。

哺乳類の中で口呼吸をするのは人間だけということです。鼻呼吸はなぜいいのかというと…

鼻は空気の通り道として、人体の中でも小腸に次ぐ免疫組織でとても巧妙にできている。鼻は空気の入り口として、ウイルスや異物の侵入に対して即座に反応し、その増殖を抑えてくれる。そして、外気が喉元にくるときには37度湿度100%の空気に調整されたよい空気なので、肺が「気」を産生しやすくなり、免疫力が高まりカゼにかかりにくくなる。ということです😊

ちょっと難しいですが、鼻呼吸することで喉の乾燥も防げますし、口はおしゃべりや歌などの発声にとっておきましょう!ってことですね😗

私はかつて(今よりずっと若い頃です)、よくカゼを引いていました。こじらせて気管支炎になることもありましたし、ちょっとしたカゼは本当によく引いていました。なのでカゼには関心があり、カゼ関係の本は数冊所持しています。過労や睡眠不足、寒さや喉の乾燥などが原因でウイルスに対抗できない、つまり免疫力が低下していることでカゼを引くことがわかりました。そのことを知って気をつけるようになり、以来20年近くカゼで医者にかかることもありません。(昨年は油断して生まれて初めてのインフルエンザにかかりましたが…)

クーヨン11月号のコラムでは予防のための漢方薬、カゼを引いてしまったときの漢方薬なども紹介していますので関心のある方は図書館やネットショップで読んでみてくださいね。伊達医師は音楽家でもあります!

https://tsuyukusa.tokyo/sample-page-2

サイトの最後の方に「音と心と体のカルテ」という先生のブログリンクがあります。とても興味深いことが書かれていますよ👀