こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。
クリスマスシーズンですね!
クリスチャンでなくても、ウキウキしますよね!
クリスマスは子どもたちにとってはサンタさんからクリスマスプレゼントがもらえる、とびっきり楽しみな日です。
さて、このサンタさんですが、就学前までは無邪気にその存在を信じていたサンタさん。
みなさん、いつごろから「ほんとのこと」をお子さんに伝えますか?
そもそも「ほんとのこと」ってなんでしょうか?
パパママなりすましのこと?
サンタクロースなんて実在しないってこと?
パパとママがサンタさんになりすましてクリスマスプレゼントを準備していたなら、それが「ほんとのこと」になりますが、イコール「サンタクロースは実在しない」と言えるのか…
じゃあ「ほんもの」のサンタクロースっているのでしょうか?いるとしたら誰?一人?二人?もっと?
世界中の子どもたちにプレゼントを配るのが「ほんもの」のサンタクロースなら膨大な数のサンタさんが必要です。
サンタクロースはほんとうにいるのか?というのは世界中の子どもたちが昔から抱いていた疑問です。
このシーズン、書店や図書館はクリスマス関係の書籍がいっぱいです。
クリスマスのことをもっと知りたいなと思い、『クリスマス辞典』という絵本を借りてきました。
1897年、アメリカの8歳の女の子の「サンタクロースって、ほんとにいるの?」という質問に新聞記者が答えています。
この世の中に、愛や思いやりやまごころがあるのと同じように、サンタクロースもたしかに存在するのです。見たことがないからといって、いないと思うのは間違っています」
すてきな回答であり、まるで禅問答のようでもあります(笑)
今でもこの回答はアメリカの新聞や雑誌で繰り返し紹介されているそうです。
私たちは見てもいないのに憶測や思い込みでものを言ったり決めつけたりする一方、見えないものは存在しないとしたり顔で断言します。でも愛や思いやり、まごころは確かに存在します、見えなくても。
「ほんとのこと」って、なんでしょうか?
みんなそれぞれの「ほんとのこと」があると言えそうです。
サンタクロースは実在しない、このように断言することはできないようです。
なんだか悪魔の証明のようです(笑)
悪魔の証明とは、証明が到底不可能な事柄のことです。
ウィキペディアによれば、証明することが不可能か非常に困難な事象を悪魔に例えたものをいう。中世ヨーロッパのローマ法の下での法学者らが、土地や物品等の所有権が誰に帰属するのか過去に遡って証明することの困難さを、比喩的に表現した言葉が由来である。とのこと。
存在しないことの証明はたやすくはないのです。
「サンタクロースなんていない。大人がなりすましている」というのは、半分は正しいけど、親のいない子や親からクリスマスプレゼントをもらったことがない子にしたら大嘘、デタラメです。この世界には生まれてこのかたクリスマスプレゼントなど一度ももらったことがない子どもがおおぜいいるのです。サンタさんは忙しくて自分に気づいてくれていない、いつも忘れてしまってる、だから大人になったら自分は忙しいサンタさんの代わりに子どもたちにおもちゃを買ってあげよう、このように思うのもありなのです。
小難しいことは抜きに、歌って踊って食べて飲んでおおいにクリスマスを楽しむのもありです。
日本ではクリスマス当日はまるでクリスマスではないかのようにクリスマスの飾りはきれいさっぱり片付けられ、門松などのお正月飾りになってしまいます。
欧米などクリスチャンの多い国では翌年1月6日ごろまで飾りつけはそのままだそうです。
でもそもそもクリスマス(イエス様が生まれた日)が12月25日というのも、正確ではないようです。
絵本クリスマス辞典によれば、12月25日は後になって、イエスの誕生日と定めたのだとか。
それ以前は1月6日とか3月27日とかだったそうです。
だいたいこのあたり、冬あたりに生まれたようです。
冬至を太陽の誕生日とみなし、イエス様を太陽と考え、冬至あたりの12月25日にしたのですね。
ちょっといいかげんなところがいいですね。
日本の軽薄なクリスマスもなかなかよしです!
みなさん、よいクリスマスを!