子どもに対し、どこまで厳しくしたらいいか迷ったときは…

こんにちは。BeBRAVE.S ビーブレイブエス代表の明正明美(みょうしょうあけみ)です。

ワーキングマザーのみなさんにとって、子育ては仕事に並ぶ難題ではないかと思います。

ある教育雑誌で、中谷彰浩さんの子育てについてのコラムを読み、わかりやすく、お母さんに対するあたたかい思いが出ているなと感じました。

ちょっとご紹介しますね。

子どもにどこまで厳しく接したらいいのか迷う、このような質問に対し、中谷さんは「4つのすぎる」という考え方を示しています。

かまいすぎる

厳しすぎる

甘やかしすぎる

無関心すぎる

この4つですが、どこまでが必要で、どこからが「すぎる」なのかがわかりにくいので、具体的な行動で基準を作るのがよいとのことです。

「かまいすぎる」と、子どもは幼稚になる。

そうならないためには、先回りをしない。

転ぶ前に助けるのはかまいすぎ。

子どもは転ぶことで、どう痛いのか、どうしたらいいのかを学ぶ。

 

「厳しくしすぎる」と、顔色をうかがうようになる。

命令するのではなく、質問にしてみる。

ちゃんとしなさいと言うのではなく、ちゃんとするのはどうしたらいいのかな?と質問する。

恥ずかしいことをしないで!と言わないで、どうしたらカッコよくできるかな?と聞く。

 

「甘やかしすぎる」と、反抗的になる。

甘やかしすぎないためには、子どもと約束をする。

ポイントは「お母さん(又はお父さんなど養育者)との約束」です。

「ルール」だと、誰との約束なのかという意識が希薄になる。

反抗的になってつらいのは子ども自身。

 

「無関心すぎる」と、落ち着きがなくなる。

親の関心を引こうとして、いろんなことをやらかす。

そうならないためには、個性を認めてあげる。

そうすると「見てもらえている」感が生まれる。

いかがでしょうか?

この4つの「すぎる」は、どれかひとつか二つが当てはまるというより、4つともやりがちではないかと思うのです。

かまいすぎてみたり、厳しきしすぎてみたり、甘やかしすぎてみたり、無関心すぎたり…

(私はそうです…)

中谷さんのお母さんはスナックを経営しながら中谷さんを一人で育ててくれたそうです。

中谷さんには、自分自身のお母さんへの感謝やあたたか気持ちはもちろんのこと、「お母さん」というものに対する尊敬や愛しい思いがあるように感じます。

私自身のことを少しお話すると、母は私が14歳の時に病気で亡くなりましたが、やさしい気持ちになれるような思い出はあまりなく、理不尽な気持ち、不可解な気持ち、結局お母さんてどんな人だったのだろう?という気持ちです。ただかすかに、小学校入学前までは少し甘えたような思い出があるだけです。

みなさんのお母さんへの思いはどんなかんじですか?

今、お子さんに対してどんなお母さんでいますか?