住宅ローンをきっかけにファイナンシャルプランナーの勉強してみませんか?

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。

先週末久しぶりにファイナンシャル・プランナーの研修会に参加しました。少人数のグループ勉強会でしたのでいろんな方のお話を聞くことができました。

研修テーマは「住宅ローン」で、住宅ローン減税や住宅ローンの基礎知識、フラット35について講師の方の実際の経験を踏まえての、とってもリアルなお話でした。

住宅ローンの申し込みのために県内外の銀行を20以上回ってお話を聞いてきたとのことでしたが、都会のほうでは(愛知県です)変動金利しか扱っていない銀行がほとんどであり、地銀(りそなや三菱UFJなど大手ではなく、地方銀行)間の競争は大変激しく、どこの地銀もなんとか顧客を獲得しようと必死だとか。店頭金利は交渉によってかなり下げることは可能とのことでした。

住宅ローン減税というのは、年末の住宅ローン残高の0.7%を所得税から最大13年間控除する制度です。所得を小さくする所得控除ではなく、所得税額から直接税額を差し引く「税額控除」なので、税金を大幅に安くできる制度といわれています。(確認:最大控除金額は5000万円を借りたときの35万円ですが、自分が支払う税金の範囲での控除です。年末残額に0.7%かけた金額が必ず控除されるわけではありません)

建築士の方のお話も興味深い内容でした。住宅面積は小さくなっており、建売住宅が増えているとのことでした。自宅周辺の様子をみて感じていたことと同じでした。田んぼだったところがどんどん宅地になっており、同じ規格の家がどんどん建っています。

住宅が土地付きで2000万~3000万とかいうのは(もっと格安のものもあります)日本人の感覚としては普通かもしれませんが、私は日本人ですが目が回るかんじです(笑)。なので、住宅ローンの勉強会だというのに、思わず、坂口恭平さんの「TOKYO 0円ハウス0円生活」とか「モバイルハウス3万円で家をつくる」などを紹介してしまいました。

みなさんはどうでしょうか?

家を買う(作る)か借りるかという議論はよくありますが、借りるのも日本ではかなり高いので、こういう議論となるのですが、そもそもなぜ住むだけでそんなに高いのか?というのが坂口さんの疑問です。

ファイナンシャル・プランナーはライフプラン、金融資産、不動産、税金、相続、民間保険の6分野からなる試験をクリアすることで2級3級1級の資格を取ります。3級は誰でも受けることができますし、3級2級同時受験もできますので。興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?試験は新しいことを覚えるという楽しさが一番ですが、何を目的としているのか、この分野の区分はなぜこうなっているのか?など、試験の根幹に迫ってみるのも楽しいものですよ。

社会保険労務士がかかわる社会保険(公的保険)はライフプランに入ります(年金や医療保険、雇用保険など)が、民間保険はここには入らず、内容いかんにかかわらずリスクマネジメントという分野になります。ちなみに労災保険はどこにもはいっていません。なぜなのか、想像してみてくださいね。それでは、BeBRAVE!