こんにちは。BeBRAVE.S代表の明正明美(みょうしょうあけみ)です。
小学1年生 「そのりのさん」の詩をご紹介します。
「はっぴょうかい」
いちりん車がすごくたのしかったです。
いちりん車がたのしかった。 うれしかった。
れんしゅうも めっちゃがんばったよ。
おかあさん、ねえねえがきてくれて
うれしかったよ。
学童保育の機関紙「日本の学童保育」3月号の裏表紙に掲載されていました。
私は「りのさん」の詩を読んで、自分までがうれしくなって、ぴょんぴょん飛び跳ねたくなりました。
だって、「できることのうれしさ」と「みてもらえたうれしさ」がすごく素直にそのまんま書いてあって、ストレートに自分の心に届いたからです。
小学生の頃の自分を思い出し、中学高校の頃の自分を思い出し、社会人になってからの数々の経験を思い出し、娘の姿を想ったからです。
こどもって、
いっしょうけんめいがんばって、自らの力で「できる」ようになり、それを大切な人に「見てもらう」「認めてもらう」ことがうれしくってうれしくって、たのしくって仕方がないのです。
大人だっていっしょです。
ほめるとか、ごほうびとかが足元にもおよばないくらい、自分の力でできて、それを見てもらって認めてもらうって、うれしいこと。
ほめるとか、ごほうびはとっても大切で、有効な手段だけど、それでも1位の「できる」「認めてもらう」に大きな差をつけられて2位なのです。
自分のおもいを表現するって、いいね!
「りのさん」、すごい!
おばちゃん、すっかり、「りのさん」のファンになっちゃったよ。
いろんな事情で発表会とか授業参観日とか運動会とか、こどもにとっての晴れ舞台に行けないことってある。
こどもはがっかりしてさびしい思いをしているかもしれない。
でもね。
「できたことを見てあげて、認めてあげる」ことはいつでもどこでもできるよ。
舞台をリビングや家の前、寝室やベランダにして「発表会」をやってみようよ!
仕事があるから、介護や育児があるから、病気だから…子どもとしっかり関われないんじゃないって、ほんとはみんなちゃんとわかってる。
自分の気持ち、子どもの気持ち、ちょっと耳をすませてみよう!
立ち止まって、動きを止める勇気を持とう!
Be Brave !