大前研一さんのインターナショナルスクールが金沢に!

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。

数日カタツムリ🐌のケージを放置しており、先日恐る恐る網を外すとすごいフンだらけ!!!と思いきや、大量のカタツムリの赤ちゃんでした😊 ジョウロで水をかけてしばらくすると砂粒が動き出しました。小さいくせに親と同じ形で面白いです。あ、人間もいっしょか⋯

人間の赤ちゃんと違うのは生まれた瞬間から親に並んでガツガツ食べ始めるところです。カタツムリの親は教育しなくていいのです⋯

では、今日のおはなし「教育」に入ります😊

居間に読み捨ててあった北國新聞を拾って読んでみますと、なんと来年金沢市にインターナショナルスクールができるそうです!?経営コンサルタント(新聞での肩書は有名起業家となってます)の大前研一さんは東京都内にすでにインターナショナルスクールを3校作っており、初の地方校となるのが金沢校のようです。

数年前になにかの雑誌で大前さんが日本の教育(文科省のやり方)にあまりにも幻滅していて、大前さん自身が教育のビジョンのようなのを語っているのを読んだことがあります。そのときは、へー、経営コンサルタントも教育云々言うのか、大前節が教育論にも及ぶのかと、やや冷やかし気味に、それでも「おもしろいな」と思いました。

そんな大前さんが書いたプライベート語りの本(ほんとに私的なことばかり書いてあります)を先日図書館のリサイクルブックコーナーでみつけて読んでみたら、なるほど、大前さんは30年以上前から、ああニッポン、こりゃダメだ😩と思っていたのですね⋯

30年以上前、1988年の出版ですが、バブル崩壊の直前、日本は空前の好景気です。誰もがジャパンアズナンバーワンに酔いしれ、我が世の春を謳歌し、笑いが止まらない時代でした。高校生でさえもブランド品を買い漁っていました。批判的な見方はごく一部にはあったかもしれませんが、多くは浮かれ踊っていました。ほとんどの日本人は日本をすごい、金持ちだ、豊かだと感じていたと思います。

大前さんは、この時代の日本人を痛烈に批判しています。

戦後一心不乱に働いた日本男子がようやく金にゆとりができてやることといえば、家族を放棄して自分だけ楽しむゴルフかカラオケ。我慢を強いられているかに見える妻も買い物で夫に復讐。子どもは「勉強してやる」代わりに小遣いと親不孝の免罪符をもらう。⋯

大前さんの息子さんたちは、のびのびと育てたつもりだったのに、中学校に入ると、見事に、ああ日本人⋯というような状態になってしまったとか⋯校則やルール、勉強の内容など、意味も理由もわからず(そもそも意味も理由もない)ただみなと同じことをするだけの学校。

奥さまはアメリカの方なので、日本の学校のあり方には大いに疑問を持っていたようですが、日本で受験する以上日本のやり方でいくしかなく、おかしい!くだらない!と思いつつ、譲歩していたそうです。

 

しかし、受験プレッシャーがあまりに強いため、ついには公立の学校から私立の学校に変わったそうです。 

 

自分のことしか考えない身勝手な夫や妻、そして子どもは、こういった学校教育によって出来上がったのだというのが大前さんの見立てです。やらされている、してやっている、だから今度は自分の好きなようにさせろ、それが日本人なのだと。

賛否はあると思いますが、バブル全盛期に書かれた経営コンサルタント大前研一の日本人論かなり面白いです😊

「遊び心」というタイトルの本です。日本人は真面目すぎるのだとか。いい意味ではなく⋯

大前さんの教育論はアオバでご確認を。

経営コンサルタントとして有名ですが、元々は原子力関連の技術者です。

大前さんのインターナショナルスクール、どんな人たちが殺到するのでしょうか😗通常はインターナショナルスクールは外国人子弟のためですが、日本人親が行かせたい!!となるのはどこもいっしょですから⋯楽しみですね😚

北國新聞ニュース