子どもも大人といっしょに選挙に行ってみよう。

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。

節分・立春が終わり冬型もようやく落ち着いてきて、あとはたっぷりと積もった雪が融けていくのを待つばかりです。とはいえ雪融けの過程にも危険はありますので気を緩めずに十分お気をつけください。

私は先日高校生の娘を連れて衆議院選挙の期日前投票に行ってきました。

10年ほど前に公職選挙法が改正されて、幼児だけでなく、18歳未満の子どもも同伴できるようになったそうです。

総務省が18歳から20歳を対象に実施した調査によると、子どものころに親の投票に同伴した経験がある人は、ない人と比べて投票した割合が高かったとか。

なるほど。

確かに、今回娘に感想を聞いてみると、「手順が多くてびっくりした。もっと簡単にささっと書いて、ポンて入れるのかと思った」とのこと。

確かに。

係の人は、政党名を書いてくださいとか、候補者名を書いてくださいとか、2枚お渡しします(今回は最高裁判所裁判官の審査もあった)とか、一応説明はするけど、選挙の基本的なルール(今現在の国政選挙なら比例代表制や小選挙区制)を知らないと戸惑います、あの雰囲気は。つい、知っている有名な人(テレビやYouTubeなどのSNSでがなっていた人とか)の名前が目に飛び込んできてしまい、書いてしまうということも大いにあり得ると思います。

また、選挙権があるかどうかの住所確認などは、今後外国国籍の人の選挙権を認めるかどうかといった問題を考えるときに、あ〜それで!と少しは身近に感じられると思うのです。

とはいえ、本人の興味・関心があることがポイントです。今回初めて娘を連れて行ったのはあと数年で成人ということのほかに、参政党は女性の権利を抑えようとしているのに、どうして参政党には女性党員もいるのか?とよく言っていたからです。

少し政治に関心を持ってきたみたいなので、テレビによく出てくる人たち(政治家)が、どのようなプロセスを経て現在の立場にあるのかを自分自身の目で見て、少しは感じ取ってほいしと思ったからです。

ところで、先日ラジオで各政党の主張というのをコーヒーを飲みながらぼーっと聞いていましたら(各政党が作成したものをそのまま放送とのことでした)、維新の会のところでぼーっが止まりました。警鐘が鳴り出しました。

維新の会は社会保険料が高すぎることを訴えていたのですが、年収350万円と具体的な数字が出てきたので、ふ〜んやけに具体的だなと思っていたら、「年収350万円のうち”労使”で社会保険料100万円ですよ、高いですよ」と言うではありませんか。

「労使」という言葉は有権者の多くにとって、それほど一般的ではありません。労働者と使用者の両者を指します。

労災保険料は全額使用者(会社など雇用主です)が支払い、健康保険と厚生年金保険の保険料は使用者と労働者が折半(完全な半々)で払います。給与明細の控除欄から引かれている保険料の2倍が本来の保険料です。雇用保険はやや使用者が高めに支払っていますが、だいたい折半と思っていいです。

通常これらの保険料は使用者負担はいくら、労働者負担はいくらというふうに分けて計算します。当たり前です⋯雇用されている労働者にしたら、保険料が高くても雇用主が払ってくれるなら別に痛みはないのです。政治家の出番はありません。雇用主にしたら、労働者の保険料は労働者の給与から引くものなので、それを踏まえて給与決定するまでです。

労働者は自分のもらう給与から払う(自動控除)から痛いんです、苦しいのです。だから政治家が出張らないといけないのです。社会保険料は労使折半が法律の規定だからです。

350万円の収入なら労働者の社会保険料は50万円ほどです。

「労使」の言葉を聞き漏らしたり、読み飛ばしたり、意味が分からない人は多いかもしれません。普段、自分の口座に結局いくら入るのかにしか関心がないと、100万円と聞いてもあれ?数字変だなと思いません。350万のうち、100万が社会保険料?許せん!これを是正してくれる政治家は誰だーーーとなるのを狙ったのでしょうか⋯

数字による印象操作はよく使われており、データ重視の現在では、グラフなども左右や上下を省略したりして、政策の不要必要の根拠に使ったりします。政府等の調査統計はいくつもあり、研究者もどれを使うのがよいのか、真面目に考察する人がほとんどでしょうが、自分の仮定を強化するのに都合のいいものを、どうせわかりゃしないと侮って使う人もいます。

各家庭に配布される選挙用の新聞の公約や主張を読むだけでも矛盾点はわかります。国語問題を解くつもりでご解読を😊

真偽の全く定かではない、素性もわからない人のSNS投稿よりはましです。

先人が勝ち取った権利です。天から降ってきた権利ではありません。行使しないことで、また過った行使でなくしてしまうかもしれない権利です。

まだ雪がいっぱい残っています。お気をつけて投票に行ってきてください。