子どもの50年後、70年後の姿を想像できますか?

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。

ワーキングマザーのみなさんはお子さんの50年後、70年後の姿を想像することができますか?

子どもの将来というのは10年20年先のことだけではありません。

今、0歳の子は50歳、70歳に、10歳の子は60歳、80歳になります。

そのときの日本を、世界を想像することができますか?

子どもはいずれ子育て世代になります。

子どもはいずれ介護を必要とする世代となります。

お子さんが小さいうちは子育て施策、教育施策が気になります。

高齢者にお金が多く使われているようで納得がいかない気分になるときもあると思います。

保育園や学童保育の建設に反対されると、身勝手で狭量であると感じるかもしれません。

一方、高齢者は自分たちがないがしろにされていると感じています。

介護に直面している中高年世代は自分たちが後回しにされていると感じています。

世代間の対立をメディアが煽ることもあります。

社会保障の面で若い人たちは損をしていると感じているかもしれません。

でもずっと子どものまま、ずっと若いまま、ずっと中年のまま、ずっと高齢者のままの人など当たり前ですがいません。

生まれて老いて病気になり死ぬのが人間です。

鬼滅の刃の炎柱、煉獄杏寿郎ではありませんが、

老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさであるなら、子ども施策か老人施策かで争う必要などないのです。

生命がどこからやってくるのか未知です。

生命がどこへ行くのか未知です。

今だけに縛られる生き方は不自由であり、刹那的です。

50年後、70年後を予測できる人などいません。

50年前、70年前に今の世の中を予測できた人などいませんでした。

多くの人が昨日今日明日の中で生きています。

10年後を憂うるよりも100年後を夢見たほうが楽しいのです。

私は100年後はこの世にいませんが、娘はまだこの世にとどまっている可能性が高いです。

おばあちゃんになった娘が、ないがしろにされる世界はツライです。

子どもの老後を思い描いてみませんか?

自分の老後ではなく、子どもの老後です。

老人施策に対する思いが変わってくるはずです。

変りませんか?

自分はすでにこの世に存在しないから関係ありませんか?

そんなはずはありませんよね。

今も10年20年後も、50年100年後も子どもは子どもです。