こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。
ワーキングマザーのみなさんはお弁当作り、どうされていますか?
小さいお子さんだったら給食が出るので月数回ぐらいでしょうか?
ご自分やパートナーのお弁当を作っていますか?
若い世代の人だとお弁当ではなく、社食やコンビニ、カップ麺の買い置きという対応かもしれませんね。
これまで自分が見てきた職場では、年配の方は男女問わずお弁当が多く、若い世代の方は既婚・独身、男女問わずお弁当は少なかったように思います。
お弁当は大変、というイメージがあるのではないでしょうか。
見た目を気にしたり、汁気を気にしたり、ただただ大変というかんじもしないではありません。
だからこそ、藤井恵さんの『お弁当はワンパターンでいい』という本が売れるのです。
これは、お弁当はキャラ弁がもてはやされ、日本庭園のような繊細な彩(いろどり)と手の込んだ細工、それがお弁当の王道である、こういった前提があるからこそ、そうじゃなくてもいいんだ!となるわけです。
ワンパターン弁当のキングといえばこの人もそうです。
ヒップホップバンド、TOKYO No.1 SOUL SET(トーキョーナンバーワンソウルセット)のヴォーカル、ギター担当、渡辺俊美さんの『461個の弁当は息子と親父の男の約束』には、シングルファザーでミュージシャンの渡辺さんが高校生の息子さんのために3年間作り続けたお弁当が紹介されています。
毎日毎日、卵焼きと、肉をぐるぐる巻いたやつと、緑色の野菜が入っています。
どれもこれもほぼ同じです。
芸のなさでいえば藤井恵さんをはるかにしのいでいます。
ここまでワンパターンのお弁当をよく本にしたな、というかんじです。
恐れ入ります。
男だとこの程度でも褒められたり、話題になったりするんだ。へ~と思わないこともないです。
でも、男の料理とかって、豪快だったり、材料費が破格だったり、時間を度外視していたり、そういうとこがウリですが、渡辺さんは予算は300円、調理時間は45分以内と決めています。(毎日のことですから当たり前といえば当たり前ですが)
けなそうと思えばけなせないこともないのですが、キャラ弁だ、箱庭だと、虚栄心がそのまま形になったお弁当を作ってしまう女性からしたら、あのワンパターンで本を作り、マンガになり、映画にまでなるというのが、シングルファザーとミュージシャンを差し引いても、へーというかんじで、なんかいいのです。
なによりも息子さんが喜んでいて、何を入れたら息子は喜ぶかってことを基準に、あのワンパターン卵焼きと肉ぐるぐるとみどり野菜が成り立っているのです。
当たり前やん、そう思いますか?
義務や虚栄心で料理を作る人などいくらでもいます。
久しぶりにソウルセット聴こうかって気にもなります。
若い人は知らないですね(笑)
ソウルセットとスチャダラパーは日本ヒップホップ?ラップのはしりです。
あの頃、私は若かった…
連休明けの週の真ん中でお疲れの方は音楽でも聴いて、心を解放してください!