あけましておめでとうございます。
BeBRAVE.S代表の明正明美(みょうしょうあけみ)です。
昨年はコロナ一色といっていいほど、新型コロナウィルスによって生活のすべてが変わってしまった年でしたね。
でも実は私の生活はコロナ前とそれほど変わってはいないのです。
仕事と家事と育児、PTAなど地域活動(学校や学童の役員、町内の役員など)で半狂乱の数年を経て、通勤に片道1時間近く(車)かかっていた社会保険労務士法人を退職し、個人で請け負っていた仕事だけを細々と続けながら、この先どうしよう…このように思いあぐねた末、なんとか次のステップを踏み出した、ちょうどそんなときにコロナ騒動が始まりました。
もし社労士法人に勤務したままであれば、個人用のアパート(家族4人程度が対象)をオフィスにして、10人近くが膝突き合わせて過密状態で働いていたうえに、いつも過重労働気味だったので、子どもの休校にも放置する以外なく、なすすべもなく右往左往したあげく、家庭崩壊していたのではないかと思います。(子どものことに対してはパートさんたちが優先ですから社労士はパートさんのぶんも仕事をすることになったことでしょうから)(それとパートナーの仕事が介護・医療関係で休むことは不可能であり、子どもを連れていくことも不可能だったため)
夏に立ち上げた出産後の女性を対象とした家事代行会社はなかなか思うように進まず、それはコロナばかりが原因ではなく、自分自身に一番の原因があることはわかっていながら、どうしても自分の中の勇気を取り出だすことができないまま新年を迎えてしまいました。
コロナによって唯一よい方向に進んだのは法学部の通信教育でした。
入学はしたものの、配布されたテキストを読む以外、ただの一つもレポートを書き上げることもなく1年が過ぎ去り、教員に促されて翌年ようやくインターネットの講義を受けたり、スクーリングに参加したりしましたが、どうしても必要単位を期間内に取ることができず、持越しを繰り返していました。
昨年はコロナ感染防止のため通学生も通教生も、講義・試験がすべてオンラインとなり、はじめて全単位を取得しました。
通教性は元々テキストを中心とした学習で、それゆえに脱落する人も多いのですが、通学生と違ってリアル講義とオンラインの落差というのはそれほどないのです。スクリーンぐといっても1科目2日間という限られた時間なのでオンラインのデメリットもそれほどではないのです。
また、私の場合はコロナによりオンラインが中心となる前に、家事代行会社設立のため遠方の方からオンラインでビジネス講座を受けていたので少しは操作等に慣れていました。
コロナ禍という言葉が示すように、この新型ウィルスは多くの人の生活を破壊しました。
生活が立ち行かなくなった人がおおぜいいらっしゃって、コロナ関連死と言われる、感染による直接的な死ではなく、経済がストップしたために生活がままならず死を選択せざるを得なかった人たちが多いのです。
そんななか、住む家があり、パートナーには仕事があり、細々とではあるけれども自分の定期収入があり、小休憩ともいえる時間を過ごせていることは本当に幸運としかいえません。
コロナ終息はもはや期待できず、アフターコロナというのも渦中の今適切ではなく、敢て言うならウィズコロナでしょうか。ワクチンが実用化されるとそれを待ち構えていたように新たな変異種が生まれ、自然界の王者である人間が生物もどきに翻弄されているのです。たのみのAIはこういう事態になにか打つ手を示してくれないのでしょうか。
私は昨年50歳になりました。
世間ではまだまだ働き盛りで、長く勤務していればお給料もボリュームの厚くなる年齢です。
(私は長く仕事を続けたことがないのでいつも新人で、お給料はちょっぴりです)
定年退職までの10~15年、まだまだがんばらなければならない年齢です。
でも私は50歳を人生の区切りとして、その先を第2の人生、2回目の人生と考えています。
ですからまだ0歳、今年のお誕生でようやく満1歳です。
やはり、小休憩している場合ではありません。
生まれたばかりの赤ちゃんは寝てばかりいますが、1年間で大きく成長します。
0歳の赤ちゃんに負けていられません。
じっとしているのは元々苦手です。
さすがに飽きました。
休憩も取りすぎるとかえって疲れます。
自分のための時間はもう十分です。
誰かのために時間を使うときがきたようです。
BeBRAVE!と励ますための会社でありながら、誰にも届かないままでした。
届いてこそのエールです。
BeBRAVE!