育児休業中に履歴書記載事項をふやしておこう!

こんにちは。BeBRAVE.S代表の明正明美(みょうしょうあけみ)です。

コロナ禍の真っただ中ですが、浮足立たずに、今年1年を有意義に送りたいと思います。

きょうは、育児休業中にやっておくといいことについてお話します。

職場への復帰が前提の育児休業ですが、いざ復帰してみると、仕事と育児や家事の両立が思いのほかしんどく、数か月後に正規雇用をパートなどの非正規に変えてもらったり、退職したりというのはよくあることです。

また、なんとか続けてはいるけれど、ブランクの長さがどうしても尾を引いて、自信をなくすということもあります。

育児中にできること、やっておくといいことはいろいろあるのですが、今回はその中で、仕事内容に関することを取り上げます。

育休中もなるべく定期的に職場と連絡を取り、人事ニュースなどを教えてもらう。これは会社の協力が必要なものですが、積極的に働きかけることで好印象をもたれます。

会社の人の手を煩わせることなく自分のペースでできることは資格などの取得です。

専門職の方はマスト資格は当然あると思いますが、それにプラスアルファで興味のある分野、関連分野の資格を取得しておくといいと思います。

会社の人事ニュースはそういうときに役立ちます。

新しい上司はITスキルを重視する人かもしれません。英語など語学を重視する人かもしれません。

地元・地域重視の人かもしれません。マナーや礼儀に厳しい人かもしれません。

韓流ファンかもしれません。スペインが大好きな人かもしれません。

 

資格を持っているだけでは意味がない。

資格は役に立たない。

資格があっても仕事ができない人がいる。

こういった意見は半分はそのとおりですが、半分は違うと思います。

どんな資格なのか、等級はどれくらいかというのにもよります。

例えば英語に関する資格は英検やTOEIC(トーイック)があります。

英検2級やTOEIC700点以上は、英語そのものを使う仕事は別ですが、事務系の普通の仕事なら教養としておおいにものを言います。

漢字検定、数学検定も教養面で好印象を与えます。

ファイナンシャルプランナーはCFP、1級を持っていればかなり目を引きますし、AFP、2級でも最低限の金融知識のある人とみてもらえます。

簿記も同様に2級が取れればもちろんいいのですが、3級でも、簿記の最低限の知識を担保しています。

社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士などは昇進の際に大きなポイントとなりますし、転職のきっかけにもなります。

持っているだけでは決して「すごい!」と思われなかったり、「だから?」「なんの役に立つの?」と言われそうな資格だからって、取るだけ無駄というわけではありません。

むしろ、その資格を取ることで前途が開けてくることさえあります。

例えば、コスメ検定(日本化粧品検定)、秘書技能検定、ビジネス文書検定、ビジネス法務検定、危険物取扱などなど。

業界によってはもちろん重視されますが、教養としてみるとなんだか見劣りがするようです。

でもこれらの検定を受かるほどに勉強すれば世の中の見え方は変わりますよ。

なにげなく購入して使っていた日常生活用品が別物に見えるはずです。

また、実務面で確実に役立つ知識も多いのです。

今回おすすめしたのは『3カ月で結果が出る!資格が取れる!「超効率」勉強法』を参考にした「受かる試験」ばかりです。

多少時間をかければ誰でも受かるような試験では面白くないというワーキングマザーの方。

「受からない試験」に挑戦することだって「できる」んです。

司法試験はロースクール修了者のみが対象となりましたが、抜け道として予備試験があります。

ロースクールに行かなくても受けられます。

ただ、抜け道と言いながら、予備試験は司法試験よりも難しいといわれ、予備試験に受かった人の9割が司法試験に受かっています。

医師免許は医学部に行かないと取れないので抜け道はないのですが、医学部受験を目指すこともできます。

人生は1回きりです。

誰かがとやかく言うことではないのです。

いろんなことに挑戦する人生を!