どのスタッフも極めて質が高いということの意味

こんにちは。BeBRAVE.S代表の明正明美(みょうしょうあけみ)です。

きょうは、サービスの均一、スタッフの質の統一性についてお話をします。

あるワーキングマザーの方が、病児保育フローレンスのシッターを

どのシッターさんがいらっしゃってもサービスの質が極めて高い、
安全への意識が驚くほど徹底されている
他のシッターサービスもいろいろと利用してみたことがあるけれど、ここまでどの方も高レベルのサービスを提供してくれるシッターサービスはなかった
このように高く評価していらっしゃいました。
うちも!と経営者であればだれもが目指すべきサービスの在り方です。
一朝一夕でなせるものではありません。難易度はかなり高いです。
なぜかというと、
スタッフにとって「みなの質が高い」ということは正直なところ、おもしろくないからです。
ぜひ○○さんを!
△△さんはやはり他の人と違う!
これは□□さんでなきゃ務まらない!
お客様からも上司や社長からも、特別に思われたい、特に目をかけてもらいたい、このように思うのが従業員というものだからです。
他のスタッフの評判が悪いと、むしろチャンスとさえ思ってしまうことも。
でもそれを浅はかで愚かであると決めつけることはできません。
自分自身を見つめる必要があります。
企業は個別化、差別化で顧客を獲得したいと躍起になりますが、従業員だって同じです。
お客様にとって、業界そのもののレベルが高いということは非常に安心です。
愛用していた商品がなくなったら生活がとても不便になった…では困るのです。
一つの商品、一つの企業がなくなっても、受け皿がしっかりある、それが本当の信頼です。
一つの会社のサービスの質がもれなく高いということの意味も同じです。
人が行う対人援助サービスであれば「個性」が出るのは当然ですが、それは高品質のサービスを提供するという志のために、異なる個性や能力を持つスタッフがひとつになって、はじめて発揮されるものです。
このことをしっかりスタッフに浸透させているフローレンスさんには感服します。