10月19日はイクメンの日だとか…マイナーな記念日です(笑)

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。

今朝の5時ごろ、東の空に下弦の三日月が出ていました。すぐ近くにはっきりと見える明るい星は明けの明星・金星でしょうか。太陽が現れる6時ごろには月も金星も影が薄くなり、まるで出番を終えて幕間に下がったかのようです。でも、見えなくてもちゃんと空に存在しているのです。太陽が沈む夕方になると、またその存在を示し始めます。しばらくするとまたもや海のかなたに隠れますが(太平洋側では山のかなたに沈むのですね)、そう見えるだけでちゃーんと地球上から一定のところに存在しているのです。不思議で面白いですね。

さて、きょうは「イクメンの日」なる記念日について少しばかり。

毎年10月19日は「イクメンの日」なんですって!みなさん知ってましたか!?私は「イクメンの日」なるものの存在を知りませんでした…イクメンという言葉は知っていましたが、記念日があるなんて全然知りませんでした。偶然ネット上で発見しました。

男性の育児休暇推進運動など啓発活動を行う「イクメンオブザイヤー実行委員会」(なんでしょうかこれは!?)によって、2011年10月に制定され、一般社団法人日本記念日協会(こんなのがあったんですか!?)によって認定・登録された…とか

10月(とうさん)19日(いくじ)のごろ合わせみたいです。

毎年芸能人がイクメンなんちゃらとかって騒がれているのは、その年に育児を頑張った芸能人などを表彰しているからなのですね。その年のイクメンオブザイヤーというかんじに。

これまで受賞したひとは、お笑いタレントアンガールズの山根さん、俳優の杉浦太陽さん、野球解説者の高橋由伸さん、りゅうちぇるさん、元プロボクサーの山中慎介さんなどです。毎年各部門ごとに(スポーツ、俳優、芸人など)数名ずつ選ばれるようです。

受賞した人の話をみると、自慢げな人やイクメン面という人はほとんどいなく、むしろパパが子育てを担うのは当たり前、自分はイクメンではない普通の父親といったものが多いです。

著名人なのでSNSなどで多くの人の考えに接することが多いせいか、世間の空気を察知しているように感じられます。世間の空気には、イクメンに対する疑問視、女性たちの苦々しい思いなどがあります。これを察していないのは厚労省と、一般男性でしょうか…ともに世情に疎いかもです(笑)

受賞した人はイクメンのレッテルを貼られることで、よきパパ、よき夫の役割を押し付けられているかもしれません。りゅうちぇるさんの自殺の理由はわかりませんが、離婚したことを批判されたりもしていました。いったんついたイメージは自分では拭い去ることが難しく、人によってはそのイメージに苦しめられることもあると思います。

女性であればよい母親でしょうか。父親までがそのような鋳型にはめ込まれたら息苦しくて窒息します。よき妻、よき夫以上に、よき母、よき父としての像を求められるのが日本社会の特徴のようです。

私はこのような息苦しい世界が苦手です…

逸脱した人に惹かれるのは、息をするための空気を求めてだと思います…

1週間後のイクメンの日に先がけて先手を打って批判してみました。

とはいえ、10月は行楽シーズンでイベント三昧です。イクメンの日なんぞ、くだらないワイドショーとか惨事が発生せず流すニュースがない番組ぐらいしか取り上げないはずです。イクメンの日なんぞ、多くの人にとってはどうでもいいことです。余計なお世話でした!

BeBRAVE!