お盆は通常どおり営業しております!

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正 明美(みょうしょうあけみ)です。

容赦のない暑さは続いておりますが、虫の鳴き声などは秋を感じさせます。朝方空を見上げますと、高いところに涼しげに月が浮かんでいました。早稲は重そうに穂を垂れています。おいしいお米が待ち遠しいですね😊

BeBRAVE.Sビーブレイブエスはカレンダーどおりの営業になります。昨今は行政、金融機関などは特にお盆休みというものを設けていないようです。なんとなく寂しい気がしないでもないのですが、ことごとく形骸化したお盆(に限らず伝統行事全般ですが)の大騒ぎに毎年うんざりもしていますので、それでよいかと思います。

 

これから2週間ほどは戦争をテーマにした放送などがメディアを賑わすのでしょうね。毎年の恒例ですから⋯

正直なところ、それにも飽き飽きしているところです⋯

若い人にとって「戦争」は他所の国の遠い出来事ではないかと思います。私のような年配者(1970年生まれの50代)にしても同じです。では、もっと上の人たちは?戦後すぐに生まれた人たちや、戦争体験者など。彼らにとって「戦争」は私ごとでしょうか。

どうもそうではなさそうです。

丸谷才一の小説『笹まくら』がドラマ化されて8日NHKで放映される予定です。
戦争中に徴兵を忌避して逃亡生活を送った男が、戦後大学職員としてそれなりの地位にいたのに、過去を暴かれ追い詰められていく物語です。
戦争終結直後は戦争犯罪を糾弾する論調が強く、多くの日本国民は「戦争被害者」として戦争犯罪者を批難していましたが、高度経済成長で国が豊かになるにつれ、今度は戦争を忌避した人を非国民として糾弾していくことになります⋯
私はいま英国の作家カズオ・イシグロの『浮世の画家』という本を読んでいます。
これは『笹まくら』よりも前の、まさに戦争直後の戦争犯罪者及び戦争協力者が糾弾されている時代です。
主人公の小野は戦時中、戦意高揚の画家としてかなりの地位を得ていました。戦後そのことが仇となって、娘の縁談など、ことごとくうまくいかなくなります。しかし、小野は周りの微妙な空気を感じながらも、時代の変化を捉えきれないでいます。
数年前の朝ドラ「エール」の主人公、作曲家の古関裕而も同じような憂き目に遭っています。
それが、戦後20年でまた愛国心になるのですね。
もっともうまく時流に乗って難を逃れた人も多数います。戦争礼賛していた人が平和愛好家に、時流が変われば愛国者にと⋯変わり身の早い人は一定数いるものです。それを羨ましいとはなかなか言えないものです。けしからん💢と批難するほうが簡単です。
作品の解説などをみると、『笹まくら』は同調圧力をテーマにしているようです。
最近では同調圧力を批判する声も大きくなりつつありますが、ことはそれほど楽観的ではないように思われます。同調圧力は人間、とりわけ日本人には克服しがたい病のように思えます😑
小説もありますので、関心のある方は本を読んだり、ドラマを観るなりして、自分は同調圧力に対してどれだけ抗う力があるだろうか、それらに抗うだけの哲学を持ち得ているかなど、自問してみたらいかがでしょうか。
まだまだ暑さは続きます。熱中症のみならず、感染症、ケガ、夏バテなどお気をつけください。