家の中での「労災」に気を付けて!家も職場も同じです。

こんにちは、BeBRAVE.S代表の明正明美(みょうしょうあけみ)です。

今回は「労災」についてお話をします。

雇用されている方の職場での本来の労災に限らず、報酬のあるなしにかかわらず、働く人全員に関係する労災のお話です。

みなさん、脚立を使ったことはありますか?

たいていの職場にありますし、数回ぐらいは使ったことがあるかと思います。

ご家庭でも高所作業をするときに使っていらっしゃる方がいるかと思います。

脚立の最上部に座って作業とかしていませんか?

たまたま墜落もせず、転倒もなく、今現在無事だからって今後もそうだとは言えませんよ!

脚立は4本足なので安定しているように見えるかもしれません。

梯子よりは安心して使えることは確かです…

しかし、脚立が安定しているのは、4本足の接地する場所が正確に水平な時だけです。

そうでない場合、極めて不安定です。

作業場がデコボコしていたり、ごみが散乱していたり、小さな小石などがあれば、その不安定さは極限になります。

脚立は絶対に水平な場所でしか使ってはいけません。

本来は二人で使うものです。

一人で使うには危険すぎるのですが、一人で使わざるを得ないときには次のことを必ず守って下さい。

1、脚立の昇降は手ぶらで。道具が必要な時は斜めかけカバンなどに入れる。

 長いもの、大きいものを持たなければいけないときは一人は無理です。遂行自体を

 諦めましょう。

 脚立を使ってまでやる掃除とか用事なんてないんです。

 そんなことしなくても誰も死にませんが、脚立による転倒、墜落事故で人は死にま

 す。

1、両足の他、腰や手など必ず3点が脚立に接していること。

 つまり、最上部に座って両手で掃除とかの作業をしてはいけないということです。

 最上部から2段目までは乗るところじゃないんです。

やってはいけないことをやっていませんか?

家族といっしょに、安全確認しながらやってください。

お子さんといっしょにやってください。

アルバイト先とかで危ないやり方を指示されたら、できません!と言えるようになりましょう!

労働災害が起きます、事業主過失により賠償問題になります!と言えたらいいのですが…

労働災害を防ぐ「しつけ」のすすめ東内一明(労働新聞社)

労働災害を防ぐことはすべての災害を防ぐことにつながります。
労災なら職場のこと…家庭内では関係ない…
そんなことはありません!
BeBRAVE!