生活習慣と向き合い、自分自身をいたわりましょう。

こんにちは。BeBRVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。

12月も半ばとなり、日暮れがますます早くなると、何かに急かされるような気がしますね。22日の冬至まであと少し、それを過ぎれば徐々に日が長くなりますので気分も明るくなります。北陸地方にしては異様なほどの好天気で、昨日は夕方に近くの海に行きましたら夕日が美しく、打ち上げられた貝を夢中で拾ってきました。週末には雪との予報が出ていますので、お気を付けくださいね。気温の急激な変化は体調を崩す原因にもなります…

さて、この時期、お母さま方は何かと忙しい思いをされているのではないでしょうか。

昔と違って大掃除もそれほどたいそうなことをするわけではなく、お歳暮や年賀状といってもやはり数は多くはないと思うのですが、なぜか忙しいかんじがするものです。クリスマスとお正月を一連のものと考えるキリスト教徒の人たちとは違い、日本ではこの二つの行事は時期が近いにもかかわらず全く別の、それこそ180度異なる伝統イベントなので準備するほうは大変です。お子様の幼稚園や学校などの休暇もありますので、その準備もあり、女性はてんてこ舞いです…

そんな女性に、少しでも健康でいるためのちょっとした工夫をと思い、神経内科:小林晶子(こばやしあきこ)さんの「生活習慣と向き合う」という新聞記事から気になる話題をピックアップしてお伝えしたいと思います。

活動する際に働く交感神経と、休息やリラックスする際に働く副交感神経は、それぞれが約12時間おきに優位になりますが、このリズムが生活習慣の影響で乱れてしまうと、起きてもやる気が出ないという症状がでたり、眠っているときに身体のメンテナンスが行き届かず疲れが残り脳や心臓に影響が出てしまうということです。

就寝時間と起床時間を一定にすることが交感神経と副交感神経のリズムを整えるために一番いいのですが、より重要なのは「起床時間を一定にする」ことです。不規則な生活でも起床時間が一貫している人は心身のバランスを維持しやすいようです。夜更かししても起床時間は変えず、昼寝などで工夫するというかんじです。

朝起きて太陽の光を浴びることによって、脳内でセロトニンという物質が分泌し、このセロトニンが眠るときに必要なメラトニン(睡眠に導く物質)の材料になっており、起床から15~16時間後に作られるということですから、遅くとも7時から8時ぐらいに起床するのがよさそうです。室内の電気の光では弱すぎるので、曇りでも窓際に行くなどして太陽光を浴びたほうがいいそうです。

朝ご飯を食べるのも体内時計をリセットする効果があるとわかっています。

就寝直前の食事は交感神経を活発化させるので、なるべく就寝2時間前には食事を終え、おなかがすいたときは消化の良い軽いものを食べたらいいと思います。

パートナーで就寝前に食べてしまうという方は、インスタントでもいいのでスープやぞうすいなど消化のいいものを食べてもらうようにしたらいいかもです。

お子さまが小さいうちは夫婦どちらも心身ともにあわただしく、どちらも働いている場合などは育児や家事など必要な時間さえ取れず、「時間貧困」と呼ぶ研究者もいます。とりわけ、女性はほとんどの方がオーバーワーク状態です。

子育ての真っただ中にいると、自分自身を振り返る余裕さえないものです。でも子育てはいつか必ず終わりを迎えますし、大変さの中身も日々変化します。

どうかお子さまや家族を思う気持ちと同じくらい、ご自分のことも大事に気遣ってください。

月日は何をしていても、何をしなくても過ぎていくのです。少しだけ自分をいたわってください。お子さまもパートナーも日々進歩してますから大丈夫です!