最新のものがないという安心感

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正 明美(みょうしょうあけみ)です。

すっかり涼しくなりましたね😊猛暑の季節が遠い昔のようです。夏ものの衣料が季節外れに感じらるほどに⋯

先週金沢の古い街、材木町にある夜の図書館を初めて訪れました。

月に1〜2回しか開館していませんので、なかなか行く機会がなかったのです。スマホのナビをたよりに古い町並みを歩きましたが、昭和の時代にタイムトリップしたような異次元世界でした。

昼間見つけたときは、ここが本当に図書館?ただの古いお家にしか見えないのだけど⋯と思いましたが、木の表札には確かに「夜の図書館べーる」とあります。

夜7時にたどり着くと、魔法のような空間がほんのりとした灯りに包まれて出現していました。

一時間ほど本と庭を眺めて、おいしい珈琲をいただいてきました。

翌日はなんだか夢をみているようなかんじでした。くるみ割り人形のクララのような気分です。夢だったのかもしれません。でもぽわ〜んとした嬉しい気分はほんものです。

夜の図書館に新しい本はありません。最新情報にふれることはできません。自分がかつて所有していた本、今はもう手元にない本、書店はもちろん、図書館にもすでにないような古くてマイナーな本があります。

ぽわ〜んとした嬉しい気分の正体はこれでした。

取り残される、置いていかれる心配がないのです。動かない、動きの遅いものばかりなのです。

流れる音楽も古いジャズです。

この余韻に浸りたくて、ここ数日は1980年代に出版された本を数冊読んでいました。

バブル前夜からバブル崩壊までの時代を分析・解説する書籍は多くありますが、当時のエッセイや小説はまさに時代の「空気」や「気分」を表しています。

ビデオ、ポケベル、コピーライター、スタイリスト⋯今では死語であり、風俗資料館に飾られているものばかりですが、当時の人たちにとっては最新機器、最新情報なのです。

40年後の自分は今の時代をどう思うのでしょうか。AIに夢中になっている人間をほほえましく感じるのでしょうか⋯

夜の図書館には思わぬ効用がありました。😊

夜の図書館はべーる以外にもいつくかあるようです。満月の夜(新月だったかな?)だけ開館しているところとか⋯

みつけてみてください😊