国際学力調査の順位にかかわらず、世界的に懸念されることも

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。

秋の虫の鳴き声のなか、まだ真っ暗な朝の5時過ぎです。猛暑酷暑の7〜8月から、拍子抜けするほどの涼しさで調子が狂います⋯

先日久しぶりにブログサイトnoteを開くと、「OECD国際学力調査、日本が全分野で1位」というニュースについて書かれた意見が多くてびっくりしました。

産経新聞から記事を抜粋しますと、ニュースはだいたい次のような内容です。

 

経済協力開発機構(OECD)は8日、2025(令和7)年に実施した国際学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。日本は読解力、数学的応用力、科学的応用力の3分野全ての平均点で、OECD加盟38カ国中1位だった。全分野で1位となるのは00年の調査開始以降初めて。調査はOECD非加盟を含め91カ国・地域を対象としており、日本は全体ではそれぞれ4位▽5位▽5位-だった。

調査はおおむね3年ごと(25年以降は4年ごと)に行われ、義務教育終了段階の15歳の生徒を対象に学力を調査している。世界91カ国・地域から76万人が参加した。日本からは6500人の高校1年生がテストを受けた。

PISAとは、経済協力開発機構(OECD)の国際学習到達度調査の略称。15歳(日本では高校1年相当)を対象に、義務教育で学んだ知識や技能を実生活の課題にどの程度活用できるかを測る。問題は自由記述式や選択式で一部を除き非公開。同じ問題を繰り返し使い経年変化を見る。

https://share.google/xchmxwpZNwVP0rUtQ

 

noteではこの結果を踏まえた分析をしている人が多く、手放しで喜ぶのではなく、冷静に結果を見ているようでした。

 

私は昨日、所属するファイナンシャル・プランナーのスタディグループ(SG)で、貸金業法改正とその影響という内容の発表をしました。金利の上限を下げ、総量規制し、返済能力審査を強化し、貸金業者の規制を強化したことで、表面的には多重債務者は激減したものの、ヤミ金融に流れる人が多数発生し、別の形で新たな問題となっており、改正前よりもむしろ悪化している⋯という実態について、その原因として金融教育・カウンセリングの問題があるのではないかと問いかけました。

「教育」のあり方についてはいろんな意見があり、ズバッと解決策というのは出ませんでした。

「教育」は今現在、誰もが口出ししたくなる、ポピュラーな話題だと思います。政治経済ほど堅くなく、高学歴化している日本や先進国では特に、みなが何かひと言言わずにおれない、そんな話題です。なので、いろんな人がどのようにこの国際学力調査の結果を受け止めているのか興味があります。

 

noteのなかで、面白いなと思ったものをいくつか紹介します。

大学の先生が書いた記事で、かなり詳細に分析されています。日本は勝者か凋落予備軍か?との問いを投げかけています

https://note.com/3you3/n/nc69d65cd8fb3?sub_rt=share_b

次は、ICTの教育活用実践家とかいう方の記事で、AIにギャル語で要約させた報告書を分析したユニークな内容です。かなり面白いです😚

https://note.com/kumaya77/n/n42a88ae5cdac?sub_rt=share_b

 

最後は、マインクラフト(マイクラ)の観点から分析している実業家の方の記事です。マイクラは多くの子ども大人を魅了しているゲームです。映画もあります!マイクラという、存在しない世界の法則やシステムそのものを、自分の手で設計するという体験に関連させて分析してあり、これもとてもユニークです😊

https://note.com/webcrafts/n/n8e2fc4bf1e61?sub_rt=share_b

 

最後に、CNNニュースの分析をコピペで載せます。順位の高い低いにかかわらず、今のAI安易活用に警鐘を鳴らすものと思います。(長文です💦まさに、現代の子どもも大人も苦手とする長文です)

 

(CNN) 経済協力開発機構(OECD)が今週発表した2025年の「学習到達度調査(PISA)」によると、アジアの高校生が欧米の同世代を引き離している。一方で、15歳の生徒の読解力、科学、数学の成績は世界全体で引き続き低下するという懸念すべき傾向もみられた。

成績上位には、中国の北京と上海、江蘇省と浙江省のほか、シンガポールが入った。日本と韓国も3科目すべてでトップ10に入り、アジア勢が上位10位の大半を占めた。中国の特別行政区マカオと、台湾も名を連ねた。

一方、米国は読解力の得点が25年ぶりの水準近くにまで落ち込み、PISAの試験で長年米国を上回ってきた中国との差がさらに鮮明になった。ただし、中国でテストの成績を提出したのは上海、北京、江蘇省、浙江省の四つの管轄区域に限られている。

今回の調査結果は、技術革新とそれへの投資でしのぎを削る米中の競争が激しさを増すなかで発表された。中国は科学論文の発表数と研究開発費で米国を上回り、両国の研究開発費はいずれも24年に1兆ドル(約153兆円)を突破している。

一方でPISAの報告書は、AIの利用拡大が中等教育に大きな影響を及ぼす可能性があると警告した。

報告書は最も懸念される点として、AI時代にまさに最も重要となる能力が低下していることを挙げた。それは情報を評価し、複数の情報源を結び付け、読んだ内容について批判的に考える能力だという。「情報がますますあふれかえる世界で、生徒たちは深く考え、雑多な中から重要な情報を区別することができなくなっている」

試験では過去10年間で米国の得点が低下し続けていることが示され、多くの教育関係者が警戒感を抱いている。

技術の進歩に伴い、生徒の成績と国や家庭の裕福さとの関連は弱まっているという。デジタル機器の普及と試験成績との相関関係を正確に判断するのは難しいが、調査では、教室内でデジタル機器に気を取られる度合いが高まっていることが課題として挙げられた。

中国、日本、韓国の生徒では、科学の授業中に同級生がデジタル機器に気を取られていると答えた割合はいずれも10%未満だったのに対し、世界平均は28%だった。

文章を急いで読み進めて誤答する割合は、18年から25年にかけて倍近くになった。OECD加盟国の科学、読解力、数学の平均成績が過去最低水準を記録したことは、これらの国々の経済により広範な影響を及ぼしかねない。

報告書はスタンフォード大学の研究を引用し、米国の15歳が全員PISAで基礎的な水準に達すれば、その生涯の就労期間を通じて米経済に40兆ドル超を上積みする可能性があるとしている。しかし今回、OECD加盟国の生徒のうちこの基準を下回った割合は22年の16%から20%に上昇した。

 

いかがでしょうか?長文大変にお疲れさまでした💦

涼しくなるとたまった疲れが出てきます。秋の夜長に読む本でも眺めて心と体を癒してください。