こんにちは。BeBRAVE.S代表の明正明美(みょうしょうあけみ)です。
私は子どもが書いた文章が好きでよく読みます。
先日いただいた学童保育だよりに子どもの声がのっていました。
フリスビードッチをするのが好きです。
あてれたとき、逃げれたとき、キャッチできたときが
一番うれしいです。
(小3女子)
これ、すごく素直な気持ちを表しています。
あてれたとき、逃げれたとき、キャッチできたときって、
つまり、うまくいったときだよね。
うまくいったときって、すごくうれしい。
これは勉強でもお稽古事でも、家でのお手伝いなんかでも同じ。
お世辞やおべんちゃらまがいの「ほめる」なんかが足元にもおよばないくらい、こどもにとって「うまくできた」ことはうれしい。
でもうまくいかないときだってある。
そんなときは、うまくいったときの気持ちがすごく励みになる。
こうやって、文章に残すことっていいと思う。
うまくいかないとき、この文章を読み返すと元気が出ると思う。
大人だっていっしょだよね。
仕事はうまくいかないことのほうが多い。
でもうまくいくときもある。
そんなときの気持ちを大事に取っておいて、ピンチの時の切り札にするって大事。
切り札にできることが大事。
今うまくいっていなくたって、かならずいつかは好転する。
逃げ出すのもいい。
とにかく、うまくいったときの気持ちを大事にしよう。
だまってあっためておくのもいいけど、うれしいよーーーーー!
って意思表明しておくのも大事。
子どもは学校の教育課程を通すとどうしても評価されるので、公的な作文なんかはあんまりあてにならない。
私はひねくれものなので、賞を取ったような作品には鼻白む。
文法がおかしくても漢字の間違いがあっても、子どもの本心が出ているのがいい。
中高生でも同じ。
本音っぽく書いてあっても読み手を意識したカッコつけ文章より、バカっぽくても本心のがいい。
子どもの作品って、文章でも絵でも工作でも、後ですごくいろんなことが思い出されていい。
全部保管しておくのは無理だけど、写真に撮ってデータとして残したり、インスタやブログにアップしておくのもいい。子どもの作品を使ってチラシなどを作るのも味があっていい。
邪魔にならないように工夫して残して、タイムカプセルみたいにして未来のいつか、今をふりかえろう!
BeBRAVE!