人は暇げで脇の甘い人に心を開くものです

こんにちは。BeBRAVE.S代表の明正明美(みょうしょうあけみ)です。

ワーキングマザーのみなさんは毎日が超大忙しだと思います。

私は…家で仕事をしていることが多いので自分的にはあれもこれもと忙し感はあるのですが、傍(はた)から見たら「ヒマな人」に見られている可能性が大です…

普通にお勤めしてる人なら、暇げに見られたらいやですよね。

考え事をしているのに、ボーっとしてると言われたり。

平日、たまたま家にいただけなのに、いつも暇だねって言われたり。

暇な人って思われるのはちょっと恥ずかしいですよね。

私は行政機関で臨時職員として働いたことがありますが、仕事を頼まれるときはいつも、お忙しいところ申し訳ありませんが、なんて言われて困惑し、恥ずかしい思いをしていました。仕事を頼む人も私がヒマだってわかってるのですが、慣習みたいなもので、そういう枕詞をつけるのが決まりなのです…

ところで。

脇の甘い人って評価もビジネスマンとしてダメですよね。

隙のない人ってのが仕事ができる人の評価ですよね。

でもね。

誰かになにかを聞くときって、手の空いてそう人を探しますよね。

忙し気な人に声ってかけにくいですもん。

暇げで、脇の甘い人に人は心を開く

これは、順天堂大学医学部教授でがん哲学外来理事長の樋野興夫(ひのおきお)さんが著書「明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい」の中でおっしゃっていることです。

なるほど、その通り!って思います。

保育園とか介護施設とかって、全然仕事ができない人が園児や入所者から大人気なんですよ。

以前こんな話を友人から聞いたことがあります。

保育士養成課程の生徒が保育実習に行きました。性格はおとなしく、成績はパッとしない子でした。ピアノなどの実技もへったくそ、積極性にも欠ける。それなのに、実習先の保育園から「ぜひわが園に」と就職のオファーがきました。その子は信じられない思いで、なぜ私に?と聞きました。園長先生はこうおっしゃったそうです。「あなたはなんにもできない子でした。(笑)でもね、あなたは子どもたちの話をほんとによく聞いてあげていた。子どもたちをほんとによく見ていた。子どもたちはあなたといるのがとっても嬉しそうだった」

何が求められているかなんて一様にはわからないものです。

さて、忙しすぎるのがワーキングマザーをはじめ現代人の特徴ですが、実はどーでもいいことに振り回されていることが多いのです(笑)

忙し気にしてますが、中身はといえば…たいしたことじゃなかったり。

少し暇げにしてみましょう。

子どもは忙しオーラの出ているママには近づけませんから。

暇そうだね~って言われてもいいんです!

BeBRAVE!