自分の機嫌は自分で取れるように。子どもに気を遣わせてはいけませんよ。

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。

お昼はお日さまが出ていてぽかぽかしていても、日が昇る前や日が沈むころには冷え冷えとしています。涼しい季節は過ぎ、もう寒い時期なのですね。

みなさん、冷えは大敵ですので、あたたかい飲み物や食べ物、腹巻、ネックウォーマー、レッグウォーマーなどで体の熱を逃さないようにしてくださいね。

そして、心も冷え冷えしないように日頃からケアを心がけてくださいね。

きょうは、恋愛コンサルタント:羽林由鶴(はねばやしゆず)さんからのシングルマザー・シングルファザーへのアドバイスをご紹介します。

羽林さんは教育関連の月刊誌で恋愛カフェというコラムを書いています。

え?恋愛の話を教育関連書籍で?そしてシングルのママやパパにアドバイスって?ちょっと戸惑う方もいるかと思いますが、シングルママ・パパにとって恋愛はとても重要なことですし、その恋愛にはどうしたって子どもがかかわってきます。

そこで恋愛コンサルタントです。

シングルの方は、子育てにおいて、どうしても「パパ(ママ)がいないことが我が子にとって不利にならないように頑張らないと」って気負ってしまいます。

羽林さんもシングルマザーだった時期があり、その気持ちはわかると言います。ただ、そういった気負いや引け目は実は、全然大事なことではなかったと思うとのことです。

子どものためにがんばって、自分のことは後回し、いつも疲れきって悲壮感が漂っている…

これではいけない。そんな親の姿を見て育った子どもは、ある程度物事がわかるようになると、親を守ろうとする。一見いいことのように思うかもしれないが、親を優先する習慣がついてしまうと、その後の人生におけるさまざまなイベントも親優先で考えるようになり、自分の本当の幸せがわからなくなってしまう、というのです。

こういう事態を避けるには

親は、自分のご機嫌を自分で取れる状態にしておくこと。自分の力で自分を元気にしておくこと。

ほんとですね。

子どもがかわいそうだから再婚した。パパ(ママ)を得るため、経済的に安定するための再婚は避けたほうがいい。「子どものため」だけの再婚は、やがて何かを我慢しなければならなくなり、親の我慢は子どもに伝わり、子どもも我慢しなきゃとなってしまう、ということです。

恋愛って、誰かのためにするものじゃないですよね。恋愛って、ドキドキして楽しくて悲しくてジェットコースターみたいなもの。そこから結婚にすすむには考えなきゃいけないことはいっぱいあるけど、結婚ありきの恋愛ではお相手に失礼です。こどものことはきちんと考えないといけないけど、こどもを第一にすると、子どもに重荷がかかります。

羽林さん自身も、最初の結婚のときに夫から暴力をふるわれていましたが、一人で子育てなんて無理と思い込み、友人に、子どもがいるから離婚はできないと話したら、子どもを言い訳にしないで。子どもはあなたに「離婚しないで」って頼んでないでしょ!と、叱られたそうです。

その友人は子どものころから母親に、「あなたのために離婚しないのよ」と言われ続けてきたそうです。

あなたのために…と言われ続ける人生はつらいです。そう言われたら、わがままも言えなくなります。

羽林さんはその後思い切って離婚しました。離婚できた!という事実は自己効力感(自分ならできるという自信)につながったそうです。

これって、シングルの方だけに当てはまることじゃないですよね。

誰かのせいにしない。

自分で自分をご機嫌にしておく。

自分で決める。

とってもシンプルなことだけど、思春期の子どもたちも、多くの大人たちもこのシンプルなことがなかなかできない。

でもひとつだけでもできたらいいですよね。

自分をご機嫌にする、これはできそうではないですか?

ぜひ、やってみましょう!