子育てには、太くて大きな絆1本よりも、細くても弱くてもいっぱいのつながりがあったほうがいい!

こんにちは。BeBRAVE.S代表の明正明美(みょうしょうあけみ)です。

ワーキングマザーのみなさんは依存先をどれくらい持っていますか?

たよる内容はいろいろですが、子育て世代であれば、子どもに関することが多いかなと思います。

最強の依存先は自分自身の親ではないでしょうか。

実家が遠い場合などは義理の両親かもしれません。

親は相撲の番付でいえば横綱級の太く強い絆・つながりです。

一番たよりがいがあります。

融通もきくし、わがままも通ります。

なんといってもタダ・無料です。

しかし、最強の依存先であるだけに、ここが頼れなくなったときの衝撃と痛手は大きいです。

健在だった親が要介護状態になったり、亡くなったり、経済的に余裕がなくなったりというのは、たよりにしていたほうからすれば緊急事態です。たよれなくなっただけではなく、介護負担や経済負担がのしかかってくることも。

保育園やこども園、病児保育といった行政関係のものはなかなかたよりがいのある依存先といえます。料金も手ごろで、質の保証も担保されています。

相撲の番付なら幕内にちがいないのですが、いかんせん硬直的です。

幕内らしからぬ度量の狭さ、狭量がずいしょに見られます。

全国の市町村が実施しているファミリーサポート事業は保育園等を補完するサービスとして、時間単位で利用できるのがありがたいです。

市民ボランティアが主体なので、保育士レベルの質は期待できませんが、その分、懐が深いように思います。

親と行政は依存先としては太めのパイプ・絆・つながりといえます。

兄弟姉妹や親せきというのは、血縁関係にあるとはいえ、依存先としてはかなりか細い絆で、幕下程度のポジションです。あまり期待はできません。

一方、ママ友ファミリーや友人、知人、ご近所さん、保育園や学校関係の知り合いというのは、アカの他人ですから依存先としてははなはだ心もとなく、細く弱く脆い絆・つながりです。

しかし、細く弱く脆い絆でも、それがいーーーーーーっぱいあれば、なんとか綱渡りできます。

太く強い絆はとても心強いのですが、1~2本と少ないので切れてしまえばそれまでです。

細く弱く脆い絆でもいっぱいいっぱいあれば、どれかつながりは残るのです。

依存していることに気づかないほど弱い弱い絆をいっぱい作っておくことは、太く強い絆1本だけよりも、むしろ有利なのです。

めんどうくさいことです。

親のような横綱と違って弱い絆でつながる人たちは依存先としては序の口ですから、いろいろ気も遣います。

それでも、強い絆を持たない人、今は持っていてもいずれはなくなる人、つまり誰にとっても弱い絆をいっぱい作っておくことは大いに意義のあることなのです。

依存先が多ければ多いほど自立できます!

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