タスク処理はビジネス書どおりではなく自分仕様で!

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美(みょうしょうあけみ)です。

ゴールデンウィークが終わるとどこの職場や学校も本格始動といったかんじで、新人さんのお客さん扱いは突如として終わりを迎え、いよいよ忙しくなります(笑)

小学校の勉強はなにやら難しくなりますし、中学・高校では中間試験が始まります。職場での本格的な新人研修も今頃からではないでしょうか。あいさつや電話の受け方などの全従業員を対象とした研修はすでに終わり、できるものとして扱われ、できてないと叱られ、容赦なく専門業務の訓練(ジョブトレーニング)が始まります。

学校や職場の本格始動に合わせて家事労働も忙しさと複雑さが増してきます。

やることが満載、タスクだらけで、プチパニックやときには大パニックに陥ってしまうことがあります。

なんといっても時間は有限ですから、やらねばならないこと・やりたいことをすべてやり切ることは不可能なんです。

「やらねばならないこと」と言っても、優先順位があります。また、本当に「やらねばならないこと」なのかといった判断も必要です。思い込みや勘違いもあるからです。

「やらねばならないこと」のために「やりたいこと」を我慢するのは現実的には不可能です。「やりたいこと」を犠牲にしていると、「やらねばならないこと」ができなくなります。ホント。

いろんなところで紹介されている有名なタスク処理の方法に次のようなのがあります。

ある大きさのビンに大中小の石があります。すべての石をビンに入れなくてはいけません。さて、あなたはどんな入れ方をしますか?どんな入れかたをしたら全部入りますか?

答え:まず大きい石から入れる。次に中くらいの石。最後に小さい石。砂利みたいなのはすきまにいくらでも入るから。

これとても役に立つ考え方です。

優先順位の高いもの、大事なことからまず処理をする、ということです。

私もなるべくこの考えにそってタスク処理を行っています。

でも…

やはり気が乗らないときってあります。それに…

ほんとにそれって、優先順位高いかな?大事かな?という疑いもどこかにあります。(特に気乗りしないときは)

先ほどのビンと石のたとえでは「時間」に触れていません。

なので、時には優先順位が低いと思われるものや、やりたい!ってことを時間を決めて先にやるのもありだと思うのです。気分転換ってやつです。そして、やらなきゃいけないけど気乗りしないことは完全に後回しするのではなく、5~10分だけ取り組んでみて様子を見るというのもありです。5分のつもりが10分15分、20分になる可能性もありますから。それと、「あと5分だけやってみる」法も有効です。

時間を取り入れてマトリクスで考えると、「やらねばならないこと」も「やりたいこと」も実は全部できます。

それに、大きい石はスキマに入れることはできませんが、小さくすれば入ります。

石は硬くて分けられない?

石は硬いものと思い込んでいませんか?

大理石やダイヤモンドのような超硬い石もあれば、それよりも硬くない花崗岩や、それ粘土?というような柔らかい石もあります。

絶対動かせない大きな大事な石と思い込んでいるものでも、小分けできるかもですよ。

川や海岸では大小さまざまな形や成り立ちの石を見ます。

小さな石がいっぱいくっついて大きな石になったものもありますよ。

人生もきっと同じ。

ビジネス書どおりじゃなくても、自分仕様でやろう。カスタマイズでいこうね。