「離婚」を思ったときが「結婚」について考えるとき。愛があるかないか、ただそれだけ。

こんにちは。BeBRAVE.S代表の明正明美(みょうしょうあけみ)です。

 

今日はちょっとプライベートなことを書きます。

やや緩んできたとはいえ、我が家の冷戦はまだ続いています。

過去の経験から1か月ぐらいは続くと思われます…

気持ちを紛らわせるには仕事が一番です…

しかし。我が家の状態をよそ様が知るはずもなく、娘の通う学校からは「家族で大切にしたい時間をインタビューして、家族のきずなを深める時間の計画を立てましょう」などといった、バッドタイミングな宿題が出されています…

娘は両親の冷戦を気にしつつも、無邪気に聞いてきます。

学校は今では「父の日」「母の日」はいろんな家庭の子に配慮して完全スルーしていますが、なぜか、この家族へのインタビューは「父の欄」「母の欄」があります。

父と母の欄しかありません。

兄弟姉妹や祖父母など父母以外の家族へのインタビューの欄がありません。

配慮はどこへ行ったのでしょうか?

忖度はなくなったのでしょうか?

夫は娘の質問から逃げきっていました。

私まで逃げているわけにはいきませんので、仕方なく「いっしょにあそぶ」「いっしょにごはんを食べる」でごまかしました…

冷戦中だけど、夫はごはんをなぜか待っています…

冷戦中だけど、私皿洗いしませんよ…

冷戦中だけど、娘の学童の保育料ちゃんと集金袋に入ってました…

ありがとです…

冷戦は続くよ今日もまだ…

どこまでも続くよ…

昨日届いた女性弁護士:中村久瑠美の「離婚バイブル」を読んでみました。

法学のレポートを書くためであるが、裁判官である夫から壮絶な暴力をふるわれたあげくに一方的に離婚されたという(家事能力が低いとか夫の仕事を理解しないとか。あなた、それでも裁判官?参照)、とんでもない経歴をもつ弁護士なだけに、通り一遍の、得するだの損しないだのと喧伝している離婚弁護士とは全く異なる、まさにバイブルといえる本である。

離婚バイブルという同名タイトルで作家の故下田治美も書いている。

こちらも内容は弁護士のものとは全く違う、真逆といっていいくらいだが、やはりバイブルの名にふさわしい。

既婚女性なら一度ならず「離婚」を意識したことがあるはずである。

下田治美は「離婚には第三者を入れるな。どんなに傷つき苦しもうが、当事者だけでとことんやるべし」と言う。

弁護士:中村久瑠美は「ネットや手軽な離婚本に飛びつかず、まずは民法の親族編を読みなさい、基本を押さえなさい」と言う。そして「裁判離婚は素人がやるには危険すぎる、弁護士を入れなさい」と言う。

真逆のことを言っているように見えるが本質は同じである。

離婚ごっこは「ごっこ」に終わらず、そんなはずではなかった…ということになりかねない。という、強い強い警告が2つのバイブルから発せられている。

ネット上にもリアル書店にも「損しない離婚」「得する離婚」の類がわんさかある。

上っ面だけの情報や断片的な知識によって、知らないよりももっと困った状況に陥ることが少なくない。

表面的な知識の断片を頭に詰め込んでも、本当の解決法はつかめない。(中村久瑠美)

壮絶体験女性弁護士の言うことは重く受け止めたい。

離婚の危機に立つ、崖っぷちの自分にはリアルに感じられる…

お得かどうかなんてわからない。

自分にはまだ夫へ愛があるのかどうか。

それだけ。

あるなら第三者は入れるべきではない。

ゼロ。ないなら、たとえ裁判をしてでも分かれるのがいい場合もある。

そのときは弁護士に依頼しよう。